安心安全のシャポンを目指しこだわりとともにお届け
「毎日身体に取り入れるものに対しては、安心できるものを選んでほしい」という想いで、人工添加物やビタミン剤、抗生物質などを一切使用しない飼料からシャポンを育てております。シャポンの普及を目指していくことはもちろんですが、まずは口に運んでいただくお客様のことを第一に考え、安心安全のシャポンを飼育・生産していくことを優先的に日々研究を重ねています。
このように、こだわりを持つからこそ、人々に親しまれその結果シャポンについて広く知れ渡るようになれば嬉しい限りです。
飼料には人工添加物や抗生物質を一切使用しません
「アレルギーなどに苦しむ方でも安心して食べられる環境を作りたい」という想いで、自身の食物アレルギー発症経験から、人工添加物の排除を心がけております。市販の飼料には多くの人工添加物、ビタミン剤、抗生物質などが含まれています。それを食べる鶏ももちろんですが、その鶏を食べる私たちにも影響があり、ひどいときはアレルギー反応を起こしてしまうのです。そんな食に対する不安感を持ちながら食事をしていただくのは、せっかく美味しいものを届けても意味がありません。安心して食を楽しんでいただくことを第一に、無添加の飼料づくりに励んでいます。
特に、地元新潟で収穫される米を中心に10種類以上を自家配合して飼料として差し出しています。配合具合などはその日の気温や環境によっても少しずつ変わるため、簡単ではありませんが、消費者の方の安心安全のため、こだわり続けてまいります。
山林への放し飼いにこだわり深い味わいへの追求を行います
鶏の味わいや質などは、育つ環境によって変わると言われています。特に、寒い気候、暑い気候などといった環境はもちろんのこと、鶏が食べる飼料の種類、鶏がストレスを感じない環境など、幅広い要素が絡み合って、絶妙な味わいが出てくると感じていますので、シャポンの飼育環境にも人一倍こだわりをもっております。特に、鶏が感じるストレスや毎日口にするものにはこだわりを持ち、日々試行錯誤を続けている最中です。
例えば、ストレスを感じないように、自然豊かな山林での放し飼いにこだわっております。のびのびと自然に近い環境で育った鶏から採れる卵には色や味わいに変化が見られます。さらに精肉としても深い旨みや香りを感じていただけます。このように、飼育に人の手を加えて少しずつ調整をしていくのはもちろん大切ですが、鶏にストレスを感じさせないありのままの自然を活用することも同じくらい大切です。
日本人の舌や日本食に合うオリジナルなシャポン生産を目指す
フランスでは古くから親しまれているシャポンですが、日本ではまだなじみが浅く知名度が低いのが現状です。「他の鶏とは一線を引く深い味わいをもつシャポンをより多くの日本人の方にも親しんでほしい」という想いを大切に、フランスのシャポンの飼育法を参考にしながらも独自の飼育方法を模索しております。例えば、新潟で収穫される米を中心とする材料を配合して作られた飼料を与えたり、広々とした山林で放し飼いを行ったりすることで、日本人により近づく、日本人のためのシャポン生産に取り組んでまいります。
さらに、日本食ともしっかりとなじむような味わいも目指しています。甘い脂身や濃厚な旨み、歯切れの良い柔らかい肉質などのシャポンの味の特性を生かして、シンプルに焼いて塩を振って食べる、というような日本食にも合う、日本人の方でも気軽に味合えるようなものを目指してまいります。