シャポン工房取り扱い店の紹介

当園のシャポンの定義 取扱店の評価 お客様の声情報

定義があいまいなシャポンについてより詳しく解説

「シャポンについてはもちろんのこと、どのような鶏を指すのか、はたまたシャポンという単語も初めて耳にした」という方も多いのではないでしょうか。フランスでは高級食材として、クリスマスに丸ごとローストされたシャポンが食卓に並ぶなど年に1度のご馳走として知られていますが、日本ではまだまだ知名度が低く、一般にはあまり知られていません。さらに、どのような鶏をシャポンと呼ぶのかという定義もあいまいです。

そのため少しでも身近に感じていただけるよう、当園の取り扱い店舗の紹介やお店のリンクなどをこちらで紹介していきます。

フランスでは最高品質の鶏として親しまれています

日本では広く知られていないシャポンですが、フランスやスペインなどの西洋では、古くからクリスマスのご馳走として親しまれています。特に、フランスのブレス地方で生産されるシャポンは、最高品質として知られており、通常の鶏の肉とは一線を引き、高級食材として扱われています。さらに、クリスマスといった特別な行事ごとはもちろんのこと、些細なハレの日やお祝い事などにも親しまれており、西洋で暮らす人々の伝統文化として根付いているのです。

加えて、フランスではシャポンの生産には厳格に規格が定められており、飼育年数や品種、飼育環境など詳しく規定があります。そんな厳格なこだわりや品質管理の徹底により、他の鶏とは一味違う香りや旨みを感じられるものになっているのです。そのようなこだわりがあるからこそ、シャポンはフランスの人々の特別な行事ごとにご馳走として出され愛されています。

軍鶏を去勢したシャポンを飼育しオリジナル要素を掛け合わせ

フランスでは年に1回のクリスマスのメインで出されるほど古くから親しまれていますが、日本ではまだまだ知名度が低く、「シャポンって何」と、シャポンという単語すら耳にしたことのない方もいるかもしれません。そんな日本でより多くの方にシャポンを親しんでいただけるよう、軍鶏を去勢したシャポンの飼育・生産を実施しております。日本では、去勢された鶏が全てシャポンであるという認識がされており、はっきりとした定義が定められていません。地鶏として古くから親しまれている軍鶏を去勢したシャポンの飼育・生産を行うことで、フランスの生産規定を参考にしながらも、日本人の方の味覚や日本食に合う味わいになるように日々研究を続けております。

このように、今後もフランスのように普及を目指してまいりますので、フランスの伝統的な生産規定と日本にしかない独自性を組み合わせてオリジナルなシャポンをお届けできれば嬉しい限りです。

シャポンの他の鶏にはない味わいをお楽しみください

シャポンは一般的に去勢された鶏のことを指します。定義こそあいまいですが、去勢を行うことで、他の鶏の肉とは全く異なる味わいが出てくるのは事実です。例えば、去勢を行うことによって、柔らかい肉質・口当たりを感じられます。硬さやコリコリ感が苦手な方でも柔らかな旨みを実感していただけます。さらに、去勢することで脂のりがよくなり厚みのある皮や食べ応えのある質感などを味わえ、ずっしりとした満足感があります。こちらも脂身が苦手な方でも、胃がもたれたり噛み切れない硬さだったりはしないため、肉の旨みをより上品に向上させる働きのある脂身としてシャポンが愛される理由の1つです。

このように、去勢を行い飼育を続けることで、他の鶏にはない独特で旨みの詰まった風味と甘みが感じられるほどの脂のりを味わえます。今後、日本人への普及を目指し、日本の方々の味覚に合うようなシャポン生産の研究を続けてまいります。